岡山ラーメンと言えば、の老舗 中華そば 山冨士

ご当地ラーメンって、流行りましたよねぇ。

札幌味噌、旭川醤油に始まり、東京は鶏ガラ醤油、九州はとんこつ、というのが定番。喜多方、佐野、徳島…とその時々で話題になるラーメンたち。

でも、岡山ラーメンって、聞いたこと、ない…。

岡山に赴任が決まったウチの旦那さん、「岡山 ラーメン」で検索したら、トップに出てきたのはなんと東京新橋の「中華そば 後楽本舗」でした。

し、新橋…。

でもでも、口コミ情報などよく読んでみると、どうやらこの「後楽本舗」にはお手本となる岡山ラーメンのお店があるらしい。

あるんですね、「岡山ラーメン」というジャンル。

よーしじゃあ行ってみようじゃないかー!

というわけで向かったのがこちら。

中華そば 山冨士

岡山市の中心部、高島屋の近くのお店に行ってみました。

この日は生憎雨模様でがらんとしていましたが、行列ができることもあるようです。

カララララ、と引き戸を開けると、20席ほどのこぢんまりした店内に対して調理1人、接客2人の店員さんが。

てきぱきと客をさばく様子がすでに老舗の風格。

壁に下げられたメニュー札。

「天婦羅中華」が気になる…! ネット情報によるとゲソ天が載っているとのこと。それぞれのラーメンに好みでトッピングとして対応もしてもらえるんですね。これは楽しい。

けど、最初だし、やっぱり定番の「中華そば」をとりあえず食べねば!

オーダーして間もなく、来た来た! 中華そば(650円)です。

青ネギとチャーシュー、メンマのシンプルなトッピング。

スープを一口…。

んーー! しっかりした魚介ダシに、くっきり主張のある醤油。

麺はこれまたばしっとコシのあるストレート細麺。

確かにこれは他のどこで食べたのとも違う、「岡山ラーメン」!

こちらはウチの旦那さんオーダーの「もやし中華」(700円)。

さっと湯通しされたシャキシャキもやしが載っている以外は中華そばと同じ。

「こりゃうまいわ」と箸が止まりません。

サイドメニューのおいなりさん(100円)。

カウンターにずらーっと並んでいて、注文したらすぐにささっと持ってきてくれました。

ラーメンだけではものたりないけど、大盛りにすると多い、という方には丁度いいですよね。ウチの旦那さん曰く「甘めでうまい」とのことでした。


普通の「中華そば」にも入っていますが、ここの名物「ネギ中華」は青ネギがスープの表面を覆い尽くしているそうで、お好きな方にはたまらないとか。

「天婦羅中華」も気になるし、こりゃまた行かなくちゃ!


中華そば 山冨士(本町店)

住所:岡山県岡山市北区本町5-13(高島屋の裏手)

電話:086-225-6147

営業:AM11:30~AM2:00

定休日:水曜

たまのたまの

単身赴任の夫を訪ねて、たまに玉野に行くフリーライターの私・ワニ子が、玉野で見たこと、食べたもの、体験したことをつづります。 たまに岡山、倉敷、四国、猫。

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